2020/7/19 エブリ差岳 足ノ松尾根ピストン

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2020/7/19 足ノ松尾根からエブリ差岳に登って来ました。
日帰りは初めてです。単独。

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ガスの切れ間から、鉾立峰とその先のエブリ差岳が見えた。
思い切ってここに来て良かったーと心から思った瞬間です。

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朝4時、まだ薄暗い奥胎内ヒュッテを出発してきました。
ここまで出会った人はたったの1人。

もしかして、急に雨予報に変わったわけじゃないよねーと、厚い雲で薄暗い風景に不安になった。

けれど、途中で下山者からニッコウキスゲが満開だよと教えてもらったとたんに、不安は吹っ飛びました。
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大石山からタモギ方面を見るも、雲が厚いなぁ。

それでも、稜線を歩き出せば
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もう、流石な花の飯豊。イブキトラノオが咲き乱れてます。
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ニッコウキスゲも盛り。エブリ差の小屋が見えてるけれど、トンガった鉾立峰を越えないと辿り着けないのだよ。
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鉾立峰からは真っ白で何も見えません。
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景色は白でも足元はカラフル。
シャジン、ミヤマダイコンソウ、クルマユリ、ハクサンフウロ
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タカネヨモギ、コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)、
ミヤマコウゾリナ、ヨツバヒヨドリ
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オトギリソウ、センジュガンビ、オオバギボウシ、ミヤマクルマバナ
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ヨツバシオガマ、ネバリノギラン、マルバシモツケ、ハクサンボウフウ?
ヤマハハコ
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これはなんだろう?
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本日の主役、ニッコウキスゲ。まさに黄菅

そして、見えてきましたよー。
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黄菅畑なエブリーハウス。
キレカー  (//∇//)
長年憧れた景色を、生で見れる感動。
最高っす。\(//∇//)\
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そして山頂で、ガスが切れるのを待つけれど、なかなかスッキリしません。
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登ってくるのはKさんでした。飯豊を庭としているKさんですら、ニッコウキスゲのエブリーは初めてだそうです。
この時期は雨だったり、猛暑だったりなかなかくるのが難しいのです。

健脚なKさんは、イイデリンドウを見にタモギ山へ向かうとの事で、ここでお別れ。
私は小屋で食事をしながら青空を待つことにした。

しばらく待ったけど、ガスが切れる気配もなく諦めて小屋を出発したら、
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あらら、陽が刺してきた。、よくある展開。
で、振り向いたら
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キターー
♪───O(≧∇≦)O────♪

青空きたよー。
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ほんの一瞬でしだが無事、青空をバックに写真が撮れました。

心置きなく下山できます。
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上機嫌に大量発生してるトンボと戯れたり
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山が深呼吸しています。などと読誦したりして
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大石山へ向かう。下山は鉾立峰を下ってからが長かったなぁ
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まだ時間があったので少しタモギ山方面におりてみた。
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ヒメサユリが元気に咲いてました。

帰りの足ノ松は良すぎるほど晴れてきて
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夏の空。
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足でも捻ったら大変だからゆっくりゆっくりと言い聞かせて慎重に歩きました。
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前日、急に思いついてたどり着いたエブリ差岳。
憧れていた景色を見ることが出来て大満足。
これで休日出勤も楽しく仕事ができるかも。
(いや、天気悪いなら仕事でも構わないけど)
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スマホの発熱から、エブリに行く事になって、なんだかうまい具合に回っているわと、調子に乗ってたら
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カメラのオンオフレバーがポロって、もげたー(取れたー)
テーピングテープで補修した。

そして家に着いたらエアコンが故障してたーー。
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素敵な景色を見れたから、プラマイゼロ!
何かある的な暗示か?
わらしべ長者的な何かだといいな。

Commented by 輝ジィ~ジ at 2020-07-23 09:12 x
doudekkaさま
羨ましい!!凄いキスゲの大群落。
独りで登るところがまた凄い。
加齢と膝の故障で飯豊は遠い存在になりさびしき限り。
元気なうちにこれからもどんどん挑戦してください。
いい写真、景色見せていただき感謝です。
Commented by doudekka at 2020-07-23 10:02
>輝ジィ〜ジさま。
私も加齢による関節の衰えが、かなり進んでいることに焦っております。この日も、膝にはテーピング、腰とハムにはロキソニン湿布と(汗)もうギリギリかもしれません。
コロナ禍の影響か、行きたい場所にはひとりでも躊躇しなくなりました。
足ノ松尾根は、登山道がかなり整備され以前より格段に登りやすくなったと感じています。
Commented by 輝ジィ~ジ at 2020-07-23 20:59 x
doudekkaさま
K瀬っさんが映ってる(笑)
花の名前ジンバイソウかクモキリソウかも
貴女はまだまだ若いですよ。
私の経験から言えば65歳までは大概の山はOKで、
一般的に女性の方が強い。
Commented by doudekka at 2020-07-24 08:19
>輝ジィ〜ジさま。
花が咲いていない状態だと、わかりませんよね。ありがとうございます。
65までカウントダウンに入ってますので、やはり今なのですね^ ^
65歳まで働けという国の政策はなんて罪深い事か(泣)
Commented by かおりん at 2020-07-24 16:18 x
えっわらさん、私たち1時間後の出発でした。わかってたらもっと頑張れたのに!そして針路は右にとり、そのままGさんツアーの激励に。
キスゲばっちりでしたよね!
昨日はアキコマのメンバーで鳥海山、絶賛わらさんのウワサ話♪。くしゃみでませんでした?もちろんよい話ですよー。ただ今お花写真🧐自習中です。後でわらさんブログで答え合わせする予定。
Commented by doudekka at 2020-07-24 20:01
>かおりん。
ええーー。そうなの〜、わかっていたら、、、とは言ってもGツアーと合流するには門内に行かなきゃですものね。私の足では、ちとキビしいな。
でもGOツアーの面々ともお会いしたかったなぁ。なんだか、めっちゃ遠くなってしまって寂しいかぎり。9月あたりの企画は参加するつもりでいたんだけれど、なんだか怪しい雲行きになってきちゃいましたね。

昨日の鳥海は良かったでしょ。それこそキスゲ祭で。クシャミは出なかったですよ。アクビはものすごい出ました。(仕事が暇だったので)
お花の名前は、当たってるか怪しいので、私のブログでなく、Gパパの本、山形の花  を参考にされます様に。(笑)
Commented by 花火星人 at 2020-07-27 12:04 x
すーげー!!
花もすげーけど、それ以上にわらさんのパワーがすげー!
で、その日自分はなぜ山に行ってなかったのか?と思ったら
休日出勤で仕事してた…orz
Commented by 米沢W at 2020-07-28 00:43 x
いつもネット山の花写真展を開催して頂きありがとうございます。勉強になります。私も登山の集大成として吉田Gツアー飯豊全山縦走に参加してきました。エブリサシ小屋に着いたのは4時前だったかな、すれ違いだったんですね。すごかったですよね、小屋周辺の写真を登山をしない知人に見せたら、こんなとこ日本にあるんだとか言って感動してました。ぐっすり寝ている人をヘリコプターで運んで起きたらここは天国だとか言っても信用するかもしれません。今、室内に閉じこもってデスクワークをしていますが、写真をみるたび本当にあの稜線にいたのかなと不思議な感じがしています。写真展にはないシラネアオイ、キヌガサソウ、品種不明の一輪のユリ、たくさんのイイデリンドウも見ました。それといつかは飯豊連峰で見てみたいと思っていた雪渓を下る熊を二度目撃しましたね。熊は早いっすね。初日はきつかったですが脚も慣れて、三日間天候にも恵まれ飯豊の全てを満喫できたような登山でした。前にわらさんとご一緒だったハクサンイチゲのときも良かったですがいろんな顔を見せてくれる山です。またよろしく。
Commented by doudekka at 2020-07-28 05:46
>花火星人さま。
思い立ったら吉日。
数年前から、この景色は見たいリストに入ってました。ひとりでも行く気になったのは足ノ松尾根に慣れたという事でしょうか(^^) 今年は、ひとりで行くハードルより小屋泊まりのハードルの方が高いのでイイデリンドウをどうやって見るか思案中です。
平日狙って小屋に泊まっちゃおうかなーー。
Commented by doudekka at 2020-07-28 06:09
>米沢Wさま。
完全縦走、お疲れ様でした。
確か、月曜日に向かって、どんどん天気が回復したんですよね。この雨の降り続く異常気象の中、飯豊は良い天気だったんですもの。それは晴れ男、米沢Wさんのおかげだですよ。きっと(笑)

Gツアー.この日は門内泊まりだと思ってましたが、エブリ泊まりだったのですね。だったら頑張ってタモギ山に向かえば、お会いできたかもしれないですねー。残念。

大日岳がまだ未踏ですので、今年中になんとか行きたいのですが、コロナ禍の中、小屋泊まりのハードルが高くて躊躇してます。(夜の街扱い)
平日を選ぶとか、一人で壁にむかって休むとか、自分なりのwith Cで、なんとか乗り切っちゃおうかな。
なかなか、思うようにならない今年の山事情ですけど、またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
by doudekka | 2020-07-22 20:46 | 東北の山 (飯豊連峰) | Comments(10)